[RFC 4854]XMPP拡張用のURN名前空間
Peter Saint-Andre(XMPP Standards Foundation)
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Peter Saint-Andre(XMPP Standards Foundation)
Edward Beili(Actelis Networks)
Adrian Farrel(Old Dog Consulting)
Pekka Nikander(エリクソン研究所移動体通信研究所)、Julien Laganier(NTTドコモ欧州通信研究所)、Francis Dupont(CELAR)
ORCHID(Overlay Routable Cryptographic Hash Identifiers)用のIPv6プレフィックスの実験的仕様がRFC 4843として承認された。
RFC 4843はORCHIDをIPv6のアドレスに相当する実験的IDとして紹介している。ORCHIDの目的はアプリケーションやAPI(Application Programming Interface)のエンドポイントIDとして使うことであり、IP層におけるネットワークの場所をなどを示すことではない。ORCHIDはアプリケーション層や既存のIPv6 APIで使われるように設計されており、実際のIPv6ヘッダーでは使われない。
ORCHIDをより本物のIPv6アドレス風味にするために、オーバーレイレベルではルーティング可能であることが想定される。その結果、ORCHIDはIPv6レイヤーからはルーティングできないアドレスでしかないが、既存のIPv6アプリケーションはORCHIDを現行のIPv6アドレスと同様の方法で扱えるはずである。
RFC 4843はIANAに対し、Overlay Routable Cryptographic Hash Identifiers用にIPv6のアドレス空間外に暫定的なプレフィックスを割り当てるように求めている。IETFの合意による延長手続きがとられない限り、プレフィックスは2014年にIANAに返還される。
Garth Conboy(eBook Technologies)、John Rivlin(eBook Technologies)、Jon Ferraiolo(IBM)
Jaudelice C. de Oliveira(編集担当、ドレクセル大学)、JP Vasseur(編集担当、シスコシステムズ)、Leonardo Chen(ベライゾン研究所)、Caterina Scoglio(カンザス州立大学)
MPLSトラフィックエンジニアリング用のLSP先取ポリシーに関する文書がRFC 4829として承認された。
優先度の高いTE LSP(Traffic Engineering Label Switched Path)の確立で優先度の低いTE LSPの先取が必要な場合、ノードは個別にどのTE LSPを選ぶか判断しなければならない。先取されたLSPは個別に通信事業者側のLSR(Label Switch Router)の経路となる。
RFC 4829は柔軟な先取ポリシーを示して、異なる目的で利用できるようにしている。
・優先度がもっとも低いLSPを先取
・もっとも少ない数のLSPを先取
・先取するTE LSP用に必要な帯域幅にもっとも近いTE LSPを先取(なるべく帯域幅の無駄を省くのが目的)
・もっとも経路の再構成(reroute)がしやすいLSPを先取
RFC 4829はシミュレーション結果やいくつかの異なるポリシーとの比較を示し、先取のカスケードについても、先取LSPの数や優先度、無駄になった帯域幅、ブロックする可能性に言及している。
Terry Harding(Axway)、Richard Scott(Axway)
インターネット上の安全なピアトゥピア型ビジネスデータ交換用のFTP(File Transfer Protocol)伝送に関する文書がRFC 4823として承認された。
RFC 4823は、XMLやバイナリー、EDI(Electronic Data Interchange、ANSI X12またはUN/EDIFACT)、MIME準拠のコンテント形式を使ってMIME方式のパッケージ化が可能なビジネストゥビジネスのデータ交換用のその他のデータ形式用に、どのように構造化データを安全にFTPで伝送するかに関する適用性宣言(AS:Applicability Statement)である。認証とデータの完全性はCMS(Cryptographic Message Syntax:暗号メッセージ文法)のS/MIMEによって保護されたデータ本体によって実現される。認証の確認は、元のメッセージに「multipart/signed」の応答を付けることで実現する。
Jim Bound(HP)、Yanick Pouffary(HP Competency Center)、Tim Chown(サウサンプトン大学電子コンピュータサイエンス学部)、David Green(Command Information)、Steve Klynsma(MITRE)
IPv6企業ネットワークの分析に関する文書がRFC 4852として承認された。
RFC 4852はIPレイヤー3に注目して企業ネットワークをIPv6に以降させることについて分析している。企業ネットワークの特徴は複数のインターネット接続があり、1社以上のプロバイダに対して、1つ以上のルータで接続しており、ネットワーク運用を担当する部署によって管理されていることである。分析は、説明用の移行ネットワークとIPv6への移行シナリオに関する以前の文書から拡張した要件に重きを置いている。また、デュアルIPレイヤー(IPv4とIPv6)に対応するネットワークとノードが企業にあることを前提に、移行に関する分析に集中して議論されている。その上で、それぞれの説明用ネットワークについて移行メカニズムを推奨している。
Dave Wysochanski
iSCSI(Internet Small Computer Systems Interface)ノードアーキテクチャ用の共用拡張の仕様がRFC 4850として勧告された。
RFC 3720で定義されているiSCSIは、私用または共用の拡張キーの形式でプロトコルで拡張項目を使えるようにしている。RFC 4850はiSCSIの対応を拡張するために共用の拡張キーについて述べている。iSCSIノードがiSCSIログインシーケンス中にアークテクチャの詳細をやりとりできるようにすることで、この目的を達成する。受信側ノードはこの情報を拡張ログの対応に使う。RFC 4850はRFC 3720を改訂し、iSCSIの拡張項目が標準化過程または実験仕様のRFCとして定義できるようにする。
Thomas Morin(編集担当、フランステレコム研究開発部)
Russell Housley(Vigil Security)
Eliot Lear(シスコシステムズ)、Paul Eggert(UCLAコンピュータサイエンス学部)
Sally Floyd(ICSIインターネット研究センター)、Eddie Kohler(UCLAコンピュータサイエンス学部)
TFRC(TCP-Friendly Rate Control)スモールパケット版の実験的仕様がRFC 4828として承認された。
RFC 4828は、現時点でインターネット全体で広く使われてはいない、今後の実験のためのメカニズムを提案している。
TFRC(RFC 3448)はベストエフォートのインターネット環境において運用されているユニキャストフロー用の輻輳制御メカニズムである。TFRCは固定パケットサイズを用いるアプリケーション用のプロトコルであり、同じパケットサイズを用いるTCPコネクションと帯域幅を競合して用いる場合に一般的には公平といえるように設計されている。
一方、RFC 4828として提案されたTFRCのスモールパケット版であるTFRC-SPは、小さなパケットを送信するアプリケーション用に設計されている。TFRC-SPの設計上の目標は1500バイトまでのパケットサイズを用いるTCPフローと同じ通信速度を達成することである。TFRC-SPは1つのTCPフローが小さなパケットを任意の頻度で送信しないように、パケットの送信間隔を最小10ミリ秒に制限している。
大きなパケットと小さなパケットのパケット消失率が同様の実験環境では、TFRC-SPのフローは大きなサイズのTCPおよびTRFCフローと一般的には公平に帯域幅を使うことを確かめた。ただし、小さなパケットのフローが大きなパケットのフローよりもパケットの消失率が低い実験環境では、TFRC-SPが共有する帯域幅をかなり多めに使うことがわかった。
Joe Salowey(シスコシステムズ)、Ralph Droms(シスコシステムズ)
Kent Leung(シスコシステムズ)、Phil Roberts(モトローラ研究所)、Katsutoshi Nishida(NTTドコモ)、Gerardo Giaretta(Telecom Italia Lab)、Marco Liebsch(NECネットワーク研究所)、James Kempf(編集担当、NTT DoCoMo USA研究所)
Kent Leung(シスコシステムズ)、Phil Roberts(モトローラ研究所)、Katsutoshi Nishida(NTTドコモ)、Gerardo Giaretta(Telecom Italia Lab)、Marco Liebsch(NECネットワーク研究所)、James Kempf(編集担当、NTT DoCoMo USA研究所)
Christian Vogt(カールスルーエ大学テレマティクス研究所)、James Kempf(NTT DoCoMo USA 研究所)
Vishwas Manral(IP Infusion)
ESP(Encapsulating Security Payload)およびAH(Authentication Header)用の暗号アルゴリズム実装要件の仕様がRFC 4835として勧告された。
IPsecと総称されるプロトコル群は、セキュリティサービスを実現するためにさまざまな暗号アルゴリズムを利用している。ESPとAHという2つのメカニズムが、IPsecのSA(Security Association)上のデータ送信を保護する目的で使われているが、異なる実装間の相互運用性を確保するには、必須となるアルゴリズムの仕様を定めて、少なくとも1つのアルゴリズムはすべての実装で利用可能になるようにしなければならない。
そこでRFC 4835では、現行のESPとAH用に実装が必須のアルゴリズムを定めるとともに、将来必須となるべきアルゴリズムの仕様も定めている。
Dr. Vinton G. Cerf(Google)、Scott C. Burleigh(NASAジェット推進研究所)、Robert C. Durst(MITRE)、Dr. Kevin Fall(インテル・バークレイ研究所)、 Adrian J. Hooke(NASAジェット推進研究所)、Dr. Keith L. Scott(MITRE)、Leigh Torgerson(NASAジェット推進研究所)、Howard S. Weiss(SPARTA)
耐遅延性ネットワークアーキテクチャに関する文書がRFC 4838として承認された。
RFC 4838は耐遅延性、耐妨害性ネットワークのアーキテクチャについて述べている。耐遅延性ネットワークアーキテクチャは、深宇宙探査への対応における惑星間級の長距離でインターネット的なサービスを実現するための通信システムとして計画された「惑星間インターネット」に端を発し、進化したものである。
RFC 4838は、インターネットに代表的な従来のネットワーク技術の手法が適用できなかったり、実用にならないような、運用上および性能上の特性の問題を対処する耐遅延性ネットワークアーキテクチャについて述べている。執筆者たちは、相互接続したネットワークを伝送層などに用い、その上で動作するメッセージ指向のオーバレイネットワークを定義した。RFC 4388は耐妨害性ネットワーク開発の端緒や概要、運用に必要な状態管理に関する所見、アプリケーション設計に関する論点について議論している。
Bernard Aboba(マイクロソフト)、Elwyn B. Davies(コンサルタント)、Dave Thaler(マイクロソフト)
Andrew G. Malis(Verizon Communications)、Prayson Pate(Overture Networks)、Ron Cohen(編集担当、Resolute Networks)、David Zelig(Corrigent Systems)
Vijay Devarapalli(Azaire Networks)、Francis Dupont(CELAR)
Thomas Narten(IBM)
Cheng-Yin Lee、Adrian Farrel(Old Dog Consulting)、Stefaan De Cnodder(アルカテル・ルーセント)
排他的経路に関するRSVP-TEの拡張仕様がRFC 4874として勧告された。
RFC 4874はRSVP-TEの経路セットアップ時に経路の排他利用についてやりとりするための仕様を定めている。
RSVP-TEの仕様である「RSVP-TE:LSP用のRSVP拡張」(RFC 3209)およびGMPLSの拡張仕様である「GMPLSシグナリングRSVP-TE拡張」(RFC 3473)は、抽象ノードおよびリソースが経路セットアップに含まれるべきであると明示しているが、排除してはならないとは明示していない。
ゲートウェイ装置などによって正確な明示的経路が算出されていないネットワークでは、経路から抽象ノードおよびリソースを除外されるべきであることを示せた方が有用である。経路からの除外は、すべての経路に及ぶこともあるし、明示的経路を定めた2つの抽象ノード間で部分的に適用されることもある。RFC 4874は、SRLG(Shared Risk Link Group:リスク共有リンクグループ)をどのように除外するかについても述べている。
Johan Sjoberg(エリクソン)、Magnus Westerlund(エリクソン研究所)、Ari Lakaniemi(ノキア研究センター)、Qiaobing Xie(モトローラ)
AMRおよびAMR-WB音声コーデックのRTPペイロード形式およびファイル保存形式の仕様がRFC 4867として勧告された。
RFC 4867はAMR(Adaptive Multi-Rate)およびAMR-WB(Adaptive Multi-Rate Wideband)でエンコードされた音声信号用のRTPペイロード形式の仕様を定めている。ペイロード形式は既存の非IPネットワーク上のAMRおよびAMR-WB伝送形式とも相互に利用できるように設計されている。また、電子メールのような保存モードアプリケーションでAMRおよびAMR-WB音声データを伝送するためのファイル形式の仕様も定められている。
また、RFC 4867には、RTPペイロード形式およびファイル保存形式を使った、AMRとAMR-WB用の2つの別々のメディアタイプが含まれている。RFC 4867によってRFC 3267は更新される。
Jogi Hofmueller(編集担当)、Aaron Bachmann(編集担当)、IOhannes zmoelnig(編集担当)
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