[RFC 4985]サービス名拡張用のインターネットX.509PKI所有者代替名
Stefan Santesson(マイクロソフト)
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Stefan Santesson(マイクロソフト)
Howard Eland(Afilias Limited)、Russ Mundy(SPARTA)、Steve Crocker(Shinkuro)、Suresh Krishnaswamy(SPARTA)
DNSSECトラストアンカーロールオーバーに関する要件がRFC 4986として承認された。
DNSセキュリティに対応するすべてのリゾルバーは、DNS署名ゾーンからの応答を検証するために、少なくとも1つのトラストアンカーを持たなければならない。また、さまざまな理由により、DNSセキュリティに対応したほとんどのリゾルバーは、複数のトラストアンカーを持つことになっている。
運用形態によっては、トラストアンカーの手動による監視と更新も可能だが、多くの場合はDNSセキュリティに対応したリゾルバーによる自動化されたトラストアンカーの更新が必要である。そこでRFC 4986は、DNSセキュリティに対応したリゾルバー用に、DNSトラストアンカーのロールオーバーを自動化するための要件を述べている。
IMAP COMPRESS拡張の仕様がRFC 4978として勧告された。
COMPRESS拡張により、IMAP接続は効率的かつ効果的に圧縮される。
George Tsirtsis(クアルコム)、Hesham Soliman(Elevate Technologies)
デュアルスタックモビリティについての問題提起がRFC 4977として承認された。
RFC 4977はデュアルスタック移動ノードのモビリティ管理に関する問題について議論している。現在、IPv4およびIPv6用に定義されている2つのモビリティ管理用プロトコルをデュアルスタック移動ノードに導入すると、いくつかの問題が生じる。普及上、運用上の問題が移動ノードにあれば、単一スタックのモビリティ管理プロトコルを使う人が多くなるだろう。そこでRFC 4977では、デュアルスタックモビリティを普及させる件について議論している。また、モバイルIPv4およびモバイルIPv6プロトコルがデュアルスタックノードに対応するための要件についても議論している。
Gonzalo Camarillo(エリクソン)、German Blanco(エリクソン)
Jim Schaad(Soaring Hawk Consulting)
Claudio DeSanti(シスコシステムズ)、H.K. Vivek(シスコシステムズ)、Keith McCloghrie(シスコシステムズ)Silvano Gai(Nuova Systems)
Sally Floyd(ICIR)、Mark Allman(ICIR)
輻輳制御アルゴリズムの新仕様に関する文書がRFC 5033として承認された。
RFC 5033の目的は、IETFで代替となる輻輳制御アルゴリズムを検討する際のガイダンスである。IETFの標準輻輳制御スキームには高速ネットワークなど、さまざまな環境で不十分であることが広く知られている。近年の研究には代替となる輻輳制御スキームがあるが、現在のIETFの輻輳制御原則からはかけ離れている。インターネット全体で新しい輻輳制御スキームを用いると、新しい輻輳制御スキームを使ったトラフィックと、現在の標準輻輳制御スキームを使ったトラフィックとが分離してしまうことも考えられる。したがって、代替となる輻輳制御案を扱うにあたっては、IETFは注意深く事を進めなければならない。
John A. Kunze(カリフォルニア大学カリフォルニアデジタルライブラリー)、Thomas Baker(ダブリンコアメタデータイニシアチブ)
Dr. Robert W. Shirey
インターネットセキュリティ用語集第2版がRFC 4949として承認された。
RFC 4949は情報システムのセキュリティ用語の定義や略語、説明を提供している。334ページに及ぶ本文は、インターネット標準化過程(RFC 2026)で生まれるささまざまな文書の理解を深めるために推奨される定義、説明である。
RFC 4949で推奨される内容は、標準化過程で生まれる文書で、①同じ概念を扱う限り、同じ用語、定義を使うべきであること、②辞書通りの平易な意味で用語を使うべきであること、③すでに公開された文書で定着している用語を使うべきであること、④ある用語を用いることが、他の企業や技術(すでにあるものやこれから開発されるものを含む)にとって不利にならないようにすべきであること、という4つの原則に沿っている。
Vipin Jain(Riverstone Networks)、Paul W. Howard(ジュニパーネットワークス)、Sam Henderson(シスコシステムズ)、Keyur Parikh(Harris)
L2TP(Layer 2 Tunneling Protocol)用フェイルオーバー拡張「failover」の仕様がRFC 4951として勧告された。
L2TPは、ネットワークの両端で状態を共有するコネクション指向のプロトコルである。共有する状態には、L2TPの運用に不可欠でありながら、L2TP制御コネクションで使われるパケット連番のように、プロトコルの仕様上、同期が取りにくいものもある。
一方の側で制御コネクションにエラーが発生すると、L2TPは新たに制御コネクションを作り直し、既存のコネクションに関する情報をやりとりして、既存のコネクションと新たな制御コネクションを関連づける。ただし、こうしたメカニズムは、両端でコネクションの状態を同期してアクティブフェイルオーバー機能を果たすものではなく、元のコネクションに関する情報はすぐには取得できないため、手間を省いているだけである。
RFC 4951で定義されているプロトコル拡張では、状態の回復力やL2TPネットワークにおける障害回復力の強化、リモートシステムのレイヤー2接続の安定性の増進が図られている。
NSID(DNS Name Server Identifier:DNSネームサーバー識別子)オプションの仕様がRFC 5001として勧告された。
DNSエニキャスト通信や負荷分散など、複数のDNSネームサーバーが1つのIPアドレスを共有するようなメカニズムの利用が増えたため、あるDNSの問い合わせに対して、実際にはどのネームサーバーが応答したのかを知るのが難しくなっている。応急的なメカニズムとして、ネームサーバーの構成を調べる場合などに事後調査用の問い合わせを送る方法もあるが、完全に信頼できる方法で問い合わせに応答したネームサーバーを特定するには、DNSの応答情報にネームサーバーを識別するための情報を埋め込むしかない。そこでRFC 5001では、こうした機能を実現するためのプロトコル拡張を定義している。
Simon Josefsson(SJD)
Tobias Gondrom(Open Text)、Ralf Brandner(InterComponentWare)、Ulrich Pordesch(Fraunhofer Gesellschaft)
Wesley M. Eddy(NASAグレン研究センター ベライゾン連邦ネットワークシステム)
Nandakishore Kushalnagar(インテル)、Gabriel Montenegro(マイクロソフト)、Christian Peter Pii Schumacher(Danfoss)
Fred Baker(シスコシステムズ)、Pratik Bose(ロッキード・マーチン)
Loa Andersson(Acreo AB)、Elwyn Davies(Folly Consulting)、Lixia Zhang(UCLA)
2006年5月10日に開催された「不要なトラフィックに関するIABワークショップ」からの報告書がRFC 4948として承認された。
RFC 4948はIAB(Internet Architecture Board)が主催した不要なトラフィックに関するワークショップの成果についての報告書である。このワークショップは2006年5月9~10日にかけて米国カリフォルニア州マリナ・デル・レイにある南カリフォルニア大学情報科学研究所(USC/ISI)で開催された。
ワークショップの第一の目的は、不要なトラフィックを話題に、運用者、標準化団体、研究者のコミュニティの交流を図ることである。この場合の不要なトラフィックとは、たとえばDDoS(Distributed Denial of Service)攻撃やスパムメール、フィッシング詐欺のことであり、こうした不要なトラフィックがいったいどこから発生するのかの根本的理解と、既存のソリューションに与える直接の影響と効果について話し合われた。また、IABやIETF、IRTF、ネットワークの研究開発コミュニティ全体が不要なトラフィックに対抗する効果的な対策を開発しうるかについて、工学的および研究上の話題を見定めることもワークショップの目的である。
Brian Korver(Network Resonance)
IKEv1/ISAKMP、IKEv2およびPKIXのIPsec PKIプロファイルの仕様がRFC 4945として勧告された。
IKE(Internet Key Exchange)およびPKIX(Public Key Infrastructure for X.509)の証明書プロファイルはともに、与えられた用途でのみ利用しなければならないフレームワークを実現している。RFC 4945はIPsec用PKIの実装者向けの文書で、IKE/IPsecでPKI技術を用いる要件を定義するIKEおよびPKIXのプロファイルを提供している。RFC 4945はIKEv1やIKEv2といったプロトコル仕様(公開鍵証明書と関連する鍵の存在を前提にしながら、PKI問題について明確には触れていない)を補うものであり、公開鍵証明書と関連する鍵の問題について述べている。
Kurt D. Zeilenga(Isode Limited)
Andrew L. Newton(ベリサイン)
Andrew L. Newton(ベリサイン)
Andrew L. Newton(ベリサイン)
Suresh Krishnan(編集担当、エリクソン研究所)、Nicolas Montavont(GET ENST Bretagne)、Eric Njedjou(フランステレコム)、Siva Veerepalli(クアルコム)、Alper E. Yegin(編集担当、サムスン)
Alexander Mayrhofer(enum.at)
Paul Traina(Blissfully Retired)、Danny McPherson(Arbor Networks)、John G. Scudder(ジュニパーネットワークス)
BGP(Border Gateway Protocol)用自律システム(AS:Autonomous System)の連携の仕様がRFC 5065として勧告された。
BGPはTCP/IPネットワーク用に設計されたAS間用ルーティングプロトコルである。しかし、さまざまな文書でこれまで指摘されているように、BGPは同一ドメイン内のBGPスピーカーがフルメッシュ接続していなければならないという要件に代表される、スケーラビリティ上の深刻な問題がある。
RFC 5065が述べているのはBGPの拡張仕様であり、連携したASが外部からは単一のASとして見えるようにして、フルメッシュ接続の要件を不要にする。この拡張仕様の目的は、ポリシー管理をしやすくして、大規模なASを保守する管理上の煩雑さを解消することである。なお、RFC 5065によってRFC 3065は廃止される。
Mark Watson(Digital Fountain)、Michael Luby(Digital Fountain)、Lorenzo Vicisano(Digital Fountain)
FEC(Forward Error Correction:前方誤り訂正)ビルディングブロックの仕様がRFC 5052として勧告された。
RFC 5052はFEC符号を使って、どのようにIPマルチキャスト上のバルクデータ伝送の信頼性を実現し、増大させるのかについて述べている。バルクデータ伝送用のFEC符号、符号化されたデータの通信に必要な情報を定義するためのフレームワークを定義している。また、こうした情報のやりとりに用いるデータ形式やコードについても定義している。符号化されたデータとともに伝送される情報も、データとは別に伝送される情報のどちらも考慮されている。また、新たにFECコードの仕様を定めたり、コードに関連する情報通信の要件やIANA登録を定義したりするための手続きについても述べられている。さらに、このフレームワークで定義されているFECコードを用いるCDP(Content Delivery Protocol)の要件も定義されている。なお、関連文書である「信頼性のあるマルチキャストにおけるFECの利用」(RFC 3453)では、コンテンツ配信用のFECコードの応用例が述べられている。RFC 5052により、RFC 3452は廃止される。
Alexander Mayrhofer(enum.at)
John Drake(ボーイング衛星システム)、Deborah Brungard(AT&T)、Zafar Ali(シスコシステムズ)、Arthi Ayyangar(Nuova Systems)、Don Fedyk(Nortel Networks)
コール対応用のGMPLS RSVP-TE(Generalized MPLS Resource Reservation Protocol - Traffic Engineering)シグナリング拡張の仕様がRFC 4974として勧告された。
ある種のネットワークトポロジーでは、終点と上位ネットワークへの中継点との関係を維持しておくことが個々のサービスを提供する上でメリットになることがある。こうした関係は「コール」と呼ばれる。
コールそのものはユーザートラフィックを実際に伝送することはなく、その後のコネクションで使われる関係を構築するだけである。GMPLSの場合、こうしたコネクションのことをLSP(Label Switched Path)と呼ぶ。RFC 4974は、GMPLS RSVP-TEシグナリングをどのように用いれば、あるいは拡張すればコールに対応できるのかについて述べている。このメカニズムは、完全かつ論理コールとコネクションの分離を実現する。
RFC 4974が提示するメカニズムはマルチエリアを含むあらゆる環境、パケットやレイヤー2、時分割、ラムダ、ファイバースイッチなど、あらゆるインターフェイスに適用可能である。
Claudio DeSanti(シスコシステムズ)、H.K. Vivek(シスコシステムズ)、Keith McCloghrie(シスコシステムズ)、Silvano Gai(Nuova Systems)
Claudio DeSanti(シスコシステムズ)、H.K. Vivek(シスコシステムズ)、Keith McCloghrie(シスコシステムズ)、Silvano Gai(Nuova Systems)
Syam Madanapalli(編集担当、Ordyn Technologies)
Ronald P. Bonica(ジュニパーネットワークス)、Der-Hwa Gan(コンサルタント)、Daniel C. Tappan(コンサルタント)、Carlos Pignataro(シスコシステムズ)
Jean-Philippe Vasseur(シスコシステムズ)、Stefano Previdi(シスコシステムズ)、Mike Shand(シスコシステムズ)、Les Ginsberg(シスコシステムズ)、Acee Lindem(レッドバックネットワークス)、Naiming Shen(シスコシステムズ)、Rahul Aggarwal(ジュニパーネットワークス)、Scott Shaffer
Pyda Srisuresh(Kazeon Systems)、Paul Joseph(コンサルタント)
OSPF-xTE(Experimental Extension to OSPF for Traffic Engineering)の実験的仕様がRFC 4973として承認された。
RFC 4973はOSPF-xTEと呼ばれる、リンク状態ルーティングプロトコルであるOSPFへのトラフィックエンジニアリング拡張技術を定義している。OSPF-xTEが定義しているのはAS(Autonomous System:自律システム)内のTEの計測値を広めるための新しいTE LSA(Link State Advertisement:リンク状態広告)である。(ASは複数のエリアから成り立っていてもよい)
ASがTEと非TEノードから成り立っている場合、OSPF-xTEは非TEノードがTE LSA から影響を受けないことを保証している。OSPF-xTEはTEのサーキット経路を算出するために、元々のOSPF LSDB(Link State Database)とは区別される、独立したTE-LSDB(TE Link State Database)を生成する。OSPF-xTEは多くの用途に利用でき、SONET/TDM(Synchronous Optical Network/Time Division Multiplexing)や光ネットワークのような非パケット型のネットワークにも拡張可能である。
JP Vasseur(編集担当、シスコシステムズ)、JL Le Roux(編集担当、フランステレコム)、安川正祥(NTT)、Stefano Previdi(シスコシステムズ)、Peter Psenak(シスコシステムズ)、Paul Mabbey(Comcast Cable)
MPLS LSR(Label Switch Router) -TEメッシュメンバーシップ用のルーティング拡張の仕様がRFC 4972として勧告された。
いくつかのLSR(Label Switch Router)内にあるMPLS TEやLSPのフルメッシュのセットアップは、帯域幅の最適化や帯域幅の保証、MPLS高速経路再選択のためのMPLSトラフィックエンジニアリングのよくある普及シナリオである。こうした普及過程では、潜在的に多数の(LSR数の二乗に比例する)TE LSPの構成を必要とする。
RFC 4972はIS-IS(Intermediate System-to-Intermediate System)およびOSPF用にIGP(Interior Gateway Protocol)ルーティングの拡張仕様を定義して、TE LSPの自動作成ができるようにメッシュ内のLSRメンバーの全体を自動的に発見できるようにする。
Acee Lindem(編集担当、レッドバックネットワークス)、Naiming Shen(シスコシステムズ)、Jean-Philippe Vasseur(シスコシステムズ)、Rahul Aggarwal(ジュニパーネットワークス)、Scott Shaffer(BridgePort Networks)
ルーター性能告知オプション用のOSPF拡張仕様がRFC 4970として勧告された。
OEPFv2やOEPFv3のルーティングドメインで、あるルーターが、近隣ルーターや他のルーティングドメインにあるルーターの性能がわかったら便利である。RFC 4970が提案しているのはルーター性能告知オプション用のOEPFv2およびOEPFv3用の拡張仕様である。この目的のため、新しいRI(Router Information)であるLSA(Link State Advertisement)が提案されている。OSPFv2では、RI LSAは新しい非透過型LSAタイプIDとして実装され、OSPFv3ではRI LSAは新しいLSAタイプファンクションコードとして実装される。どちらのプロトコルでも、RI LSAはリンク、エリア、ASなどの定義されたフラッディング範囲内に告知できる。
Dan Wing(シスコシステムズ)
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